文字の大きさ

とりくみ Labor policy / Political action

第6回「労使の対話」を東京、福岡で開催しました

2013年12月16日掲載

NCCUと加盟法人は、11月28日東京、12月10日福岡で「第6回労使の対話」を行い、法人側から16法人・延べ26名が出席。NCCUからは陶山浩三会長をはじめとする三役、顧問、政策部長、総支部長などが出席しました。

今回は「介護人材の確保には何が必要か」をテーマに三部構成で行いました。
第一部では、公益財団法人介護労働安定センターの鈴木勝氏(東京会場)、雨谷由美子氏(福岡会場)をお招きし、「平成24年度介護労働実態調査概要」に基づいてご講演いただきました。
第二部は、介護人材の確保について、NCCU側と法人側それぞれからの報告が行われました。 まずNCCUの村上久美子政策部長が、NCCUの各種調査結果を紹介。離職率の高い職種を対象とした緊急調査の結果も交えて報告をしました。つづいて法人側から、総合福祉施設における要員採用と教育について、具体的な数値を示した事例報告が行われました。

第三部では、労使の参加者が同じテーブルにつき、介護人材の確保に向けた提案や労使で共に取り組みたい課題などについて意見交換をしました。
「介護の仕事は3K、4Kなどと言われるが、学校教育などにおいてもイメージアップにつながる教育を求めたい」「縁あって介護業界に入った人材に対しては、定着率のアップと離職率の低減に向けた前向きな取り組みが必要」「人材確保のためには、労使が共に魅力ある介護業界に育てていくことが大きな課題だと考える」など、率直な意見が交わされました。

今回の「労使の対話」の開催にあたっては、法人側組織「お世話役会」とNCCUが協力し、事前に業界の課題などについての話し合いを重ねた上、法人側の連携強化についても確認しており、極めて有意義な内容となりました。「労使の対話」の一層の充実が期待される中、次回は2014年夏の開催を予定しています。

イメージ

今回の「労使の対話」は、介護人材の確保をテーマに、3部構成で行いました

イメージ

左:第三部では、介護人材の確保をテーマに有意義な意見交換を行いました(写真は東京会場)。
右:労使それぞれの取り組み事例を報告した第二部では、NCCUの各種調査結果を報告しました(写真は福岡会場)。

ライフ&
レジャー
ガイド
TOP
に戻る