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「格差拡大とならぬよう強い覚悟で対応を」 森本議員 参院予算委で質疑

2025年12月16日掲載

12月12日(金)、NCCU政治顧問の森本真治参議院議員が予算委員会の質疑に立ち、2025年度の補正予算にて提示された施策について質問を行いました。

2025年度補正予算では、『医療・介護等支援パッケージ』として、介護従事者に対し月額最大1万9千円の賃上げ支援を2025年12月から2026年5月までの半年間で行うという施策が示されています。

森本議員は、物価高対策として全体的な賃上げの成果を出すことを求め、そのうえで「自らの努力では賃上げができないエッセンシャルワーカーと全産業との賃金格差が拡大することを懸念している」とし、「今回の補正予算で行う施策で、実際にどのくらい介護従事者の賃金上昇が見込まれるのか」と問いました。

これに対し、上野賢一郎厚生労働大臣は、「最大月1万9千円で6%相当にあたる」と答弁。

森本議員は、もともと対象外サービスだったケアマネジャーなどは、月1万円相当の支援にとどまり、月0.5万円や0.4万円の上乗せ措置の対象外となっている点を指摘。
「チームで支える介護の現場において、職種間の格差が広がりかねない。現場で不満の声が高まっている」と現場の声をもとに対応を求めました。
さらに「“介護崩壊の危機”と長きにわたって言われ続けている。今回の措置は半年間なので、その後に元に戻っては意味がない。来年の臨時改定では、今回の措置をベースに対象外職種にも上乗せするよう、強い覚悟をもって臨んでもらいたい」と強く要望しました。


NCCUは引き続き、関係議員と連携して政策実現に向けて取り組んでいきます。

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