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UAゼンセン第14回定期大会に参加しました

2025年09月12日掲載

9月10日、11日にNCCUの上部団体UAゼンセンの第14回定期大会が東京国際フォーラムで開催されました。加盟組合から代議員・特別代議員822名、役員、来賓、傍聴など総勢2000名が参加。NCCUからも代議員として専従者17名、役員として染川朗会長が出席しました。
2025年度の活動報告、会計報告が承認されたほか、「2026年度活動計画」など7つの議案はすべて可決されました。

大会の冒頭、あいさつに立った永島智子会長は、2025年度の賃上げ状況について、「実質賃金上昇の正念場として、賃上げ額を重視した取り組みを進めた。その結果、正社員組合員は、物価上昇を上回る賃上げに向けた動きが進んだと考えている。短時間組合員は10年連続で正社員の引き上げ率を上回り、雇用形態による格差の是正が続いている」と報告。
さらに「300人未満の中小企業の組合が高い賃上げ率となり、規模間格差の拡大に一定の歯止めがかかる結果となった」と述べました。
ただ一方で、「課題も共有しなければならない」とし、医療・介護業界での処遇改善の状況を念頭に、「社会保障の枠組みのなかで自由に価格設定ができない業種など、業種間格差が埋まらない状況がある。この課題を解決していくために、UAゼンセン全体で取り組む」と意気込みを述べました。

来賓あいさつでは、田村まみ参議院議員があいさつに立ちました。田村議員は、2期目の当選を果たした第27回参議院議員選挙での支援に謝意の述べたうえで、「先の通常国会では、皆さんと共に取り組んだカスタマーハラスメント対策の法律を成立させることができた。しかし、まだ解決には至っていない課題も多くある。ただ、あらたな課題として産業別の特定最低賃金に光をあてることができた。あらためて、賃上げに向けての仕組みを皆さんと一緒に作っていきたい」と決意を述べました。

また、UAゼンセンが毎年実施している「機関紙・誌コンクール」の表彰が行われました。今回は、NCCUが発行する『NCCU NEWS』が最優秀賞に選ばれ、壇上で永島会長より表彰盾を受け取りました。

 

大会は永島会長のガンバロー三唱で閉会。UAゼンセンの2026年度の活動がスタートしました。

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