NCCUは6月7日(土)、8日(日)の2日間で「全国支部役員研修会」を「Lstay&grow南砂町」(東京都江東区)で開催しました。
この研修会は、2025年度NCCU活動方針の「組織の強化」における取り組みのひとつで、NCCU運動をより推進していくために支部役員のスキルアップを目指して開催しています。
今回、全国の支部役員をはじめ、総支部長、運営委員長、NCCUの組織強化・教育担当の専従者など76名が集まりました。
初日は、まず染川朗会長が直近の政策実現に向けた活動について紹介し、「研修を通じて皆さんが一緒に力を発揮することで、さらに素晴らしいNCCUの運動につなげよう」と呼びかけました。
続いて、島卓事務局長が日本の労働運動や組合の役割、NCCU活動について解説。次に伊藤稔明組織強化・教育担当部長が支部運営規則に基づいて、支部が果たすべき役割を説明しました。
そののち、グループワークを実施。今回はより実践的に、「活動を組合員に分かりやすく説明するロールプレイング」を行うことで、支部役員のスキルアップを図り、今後の活動に活かすことを狙いとしています。
説明するテーマは「共済」、「ホームページ&公式LINE」など8つ。まず、グループ内で一人ひとり“くじ引き”でテーマを決定。次に各自で組合員への説明原稿を作成し、その後グループ内での発表と意見交換を行って、翌日のロールプレイングに向けたシナリオを仕上げました。
2日目は、松下聡子政策・政治担当副部長による『NCCU介護産業政策』の説明ののち、研修の集大成として「ロールプレイング」を行いました。
初日に作成したシナリオにそって、実際に組合員に説明する場面を想定して各グループの代表者が発表。なかには『ライフ&レジャーガイド』やスマホを使うなど、工夫をこらして説明するグループもあり、発表ごとに拍手が送られました。
最後の講評では、島事務局長が「今回初めて研修にロールプレイングを取り入れた。これをきっかけにNCCUの活動を発信できる仲間を共に増やしていこう。研修で得た学びをぜひ各支部に持ち帰り、今後の活動に活かしてほしい」と述べ、2日間の研修を締めくくりました。