NCCUは、結成当初より組合員の就業意識や実態を把握するために『就業意識実態調査』を行っており、調査結果はNCCUの産業(介護)政策や労働政策に反映しています。
本調査は、例年3月に実施していましたが、今年は新型コロナウイルスの影響により、7月に実施時期を変更して実施しました。
『2020年度就業意識実態調査』概要
■調査期間:2020年7月1日~8月7日
■調査方法:分会組合員4,000名、個人組合員420名を対象に調査票を配布
■回 収 :4,420名中、3,171名が回答
■主な調査内容:「年次有給休暇取得状況」「賃金・一時金について」「介護職員等特定処遇改善加算について」など
この調査結果を、11月19日(木)NCCU本部で実施した記者報告会にて、詳細に報告しました。開催にあたってはコロナ対策のため、入室前に手指消毒・検温にご協力いただき、アクリル板の設置など感染防止に細心の注意を払いました。
開会にあたり染川会長は介護現場の現状に触れ「介護従事者は依然として我慢と自制・自粛を続けながら厳格な緊張感に包まれた状況にある。高齢者が暮らす施設などでは、徹底した感染予防をしているにも関わらずクラスターが発生し、中にはご利用者がお亡くなりになったケースもある。介護従事者のメンタルケアをより一層強化するために、NCCUと労使関係のある法人でつくる『介護業界の労働環境向上を進める労使の会』は今後、具体的な対応を検討したいと考えている」と述べました。
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