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介護プロフェッショナルWG開催。河原顧問が出席

2015年4月1日掲載

3月26日、内閣府の「実践キャリア・アップ戦略 介護プロフェッショナルワーキンググループ(WG)」の第11回会合が都内で開催され、委員である河原四良NCCU顧問が出席しました。
同ワーキンググループは、介護における実践的な職業能力を評価・認定する『介護キャリア段位制度』の構築を進めてきましたが、制度の本格導入から3年が経過し、一層の推進を図るため、新年度を前に当面の課題等の議論の場がもたれました。

最初に事務局から『介護キャリア段位制度』の進捗状況の説明があり、その後、アセッサー(評価者)養成やレベル認定に実際に関わったワーキンググループ委員からの報告が行われました。アセッサー数の確保やレベル認定者数については、目標にはまだ距離があるものの、アセッサー・被考課者アンケートからは、介護に対する意識変化や介護技術への効果等、大変評価の高い内容の意見が紹介されました。
この報告等に対して、河原顧問・は「介護キャリア段位制度はアセッサー取得者からも好評価をいただいているとのことであり、労働組合の立場からもしっかりと推進していきたい。その上で、まだまだ制度が浸透していないのは、"事業者の負担感"と"段位の取得が処遇改善に繋がるという期待の希薄性"にあるのではないか」と所感を述べました。

また事務局からは、アセッサーの養成を今後も強く推進する観点から制度改善案が示され、大要承認されました。改善案には、認知症に関する評価項目の追加や、現行の評価項目の有効性等を検証した上での削減等も含まれています。
河原顧問は制度改善案に賛成しつつも、今後の実施体制について次のような懸念の表明とともに、事務局に要請しました。
「厚生労働省の社会・援護局が所管する『福祉人材確保専門委員会』が過日取りまとめた文書では、人材確保に密接に関係すると思われる『キャリア段位制度』に触れられていなかった。一方、27年度から『キャリア段位制度』は、同じ省内の老健局の実施体制となる。働く目標などについて二つの所管から二つの道筋が示されることになると、介護に従事する者が混乱しないか心配になる。二つの局が十分に連携して施策を進めて頂くようお願いしたい」
この要請に対して、ワーキンググループの座長は「河原委員のご意見については、私の方から社会・援護局長と老健局長、それぞれの担当課長にも伝えておきます」と回答しました。

『介護キャリア段位制度』は、27年度より新たな実施体制の下、サービス水準の確保と向上、処遇改善等につながる制度として、確実な発展と定着が期待されています。

【介護キャリア段位制度の進捗状況について】
①平成26年度までのアセッサー(評価者)数は、全都道府県で7,817名。
②アセッサー7,817名は、5,028事業所・施設から誕生。
③平成26年度までのレベル認定取得者は427名。
④レベル認定を目指す職員は、平成27年2月現在で4,678名。

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