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「介護の日」の取り組みとして介護労働問題の電話相談を実施しました

2014年11月13日掲載

~パワハラやいじめなど現場から深刻な相談が寄せられる~

NCCUでは、社会貢献活動の一環として、11月11日と12日の両日、介護労働問題等の悩みを抱えながら、相談する労働組合がない全国の介護業界で働く仲間を対象に「介護の日・介護労働問題ホットライン」を開設しました。

この電話相談は、介護の日の取り組みとして、NCCUが昨年から実施しているもので、期間中、NCCUの労働相談員が組合のない職場で働く介護従事者からの相談電話を受け、今後の改善に向けてのアドバイスなどを行いました。
今回は労働条件だけでなく、職場でのパワハラやいじめについての相談が多く寄せられました。
中には、周りに相談できる人がいなくて環境もなく退職を考えている相談者もおり、相談時間が1時間近くになるなど、組合がない介護労働現場の深刻な状況が垣間見られました。

また、テレビのニュースで「介護の日」を知ったという利用者の家族から、現状の介護保険制度に対する訴えもありました。

NCCUでは今回の取り組みの結果を踏まえ、これからも介護従事者が安心して働き続けられる業界づくりを目指して活動を進めていきます。

【寄せられた相談内容の一部】
・上司から罵声を浴びせられる
・上司からパワハラを受けているが、怖くて誰にも相談できない
・会社にパワハラを訴えても対応をしてくれない
・職場の一部の人たちがいじめを行い、スタッフが辞めていく
・職場でのパワハラといじめのためうつ病になった
・夜勤時に休憩が取れない
・サービス残業を行っている
・雇用契約書がもらえない

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組合がない現場の深刻な状況を把握しました

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