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介護キャリア段位制度を議論する内閣府WG開催。河原顧問が出席

2014年3月10日掲載

3月5日、内閣府の「実践キャリア・アップ戦略 介護プロフェッショナルワーキング・グループ」(介護キャリア段位制度)の第10回会合が都内で開催され、委員である河原四良NCCU顧問が出席しました。

「キャリア段位制度」は、介護における職業能力を客観的に7段階で評価する制度。内閣府が中心となって進められています。
介護分野では、その制度が平成25年から段階的に立ち上げられており、この日の会合では、制度の進捗状況や現状の課題とその対応について話し合われました。

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同WGでは「介護キャリア段位制度」について平成22年度から議論を重ねてきました

内閣府の事務局からは、現状の進捗状況として、
① 介護職員の職業能力をチェックし評価する評価者(アセッサー)の育成と推進の結果、
  全47都道府県で、3,003名(2,191事業所・施設)が誕生した
② この中で、評価者が各自の事業所・施設で実際に評価を実施する者が2,400名(1,650事業所・施設)以上になった
③ 現在、キャリア段位認定者数は7名(3月中に10名増の見込み)
④ 平成27年度以降は、キャリア段位認定者数を年間2万人程度誕生させたい
⑤ 課題として、評価者のスキルを保持していくための環境整備が必要
等の内容が報告されました

以上のような事務局の報告の後、河原顧問は、「段位制度を介護職員の処遇改善に結びつけることこそが最も大切な視点。事業者の中には昇給制度、キャリアパスの制度を既に持っているところもあり、そうした制度とこの段位制度を互いに活かしながら整理する必要が事業者には出てくる。事務局として、出来ればモデルとなる整理の仕方を示すことも必要ではないか」と労働者としての視点を主張しました。
これに対し事務局からは、「モデルとなる整理の仕方というようなイメージはまだ持っていないが、各事業者から、データや取り組み状況をご教示いただきながら進めていきたい」とのコメントがありました。
また、河原顧問は「こうした制度の利用者は月給者だけだ、と捉えられやすいが、相当程度の職員は時間給であり、そうした人たちを忘れてはいけない」と指摘。さらに、評価者数をさらに拡大していくためのデータの工夫や、環境整備について意見しました。
 

「キャリア段位制度」は介護職員の能力(わかる、できる)を客観的に評価・認定する仕組みであり、介護職員のスキルの向上、処遇改善の材料につながる、と期待されています。また、事業者にとっても、サービス水準をアピールでき、定着率の向上にも寄与できるメリットがあります。
NCCUでも、過去に「介護人材を公的に評価する仕組みが必要である」と国に要請していた経緯があり、今後とも「キャリア段位制度」の拡大と充実を支援していく必要があります。


●「キャリア段位制度」の詳細は下記のサイトでご覧になれます。
介護プロフェッショナル「キャリア段位制度」(一般社団法人シルバーサービス振興会)


●介護プロフェッショナルワーキンググループの委員名簿は下記PDFをご参照ください。

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