文字の大きさ

トピックス Topics

加藤さん(アイリスケア)が制度改正の問題点を主張

2007年05月14日掲載

~連合「安心と信頼の医療と介護集会」~

 連合が主催する「安心と信頼の医療と介護2007中央集会」が、5月11日、東京千代田区の九段会館ホールで開催されました。この集会は、利用者中心の医療と介護の確立をめざすとともに、労働環境の問題点の把握とその改善を目的に、毎年行われています。会場には連合に加盟する労働組合の仲間およそ700人が集まりました。(NCCUからは15人が参加)。

 午前の基調講演(諏訪中央病院名誉院長・鎌田實氏)に引き続き、午後からの分科会(テーマ:介護保険制度改正・報酬改定の検証と課題)では、現場を代表してアイリスケア分会の加藤美和子さん(ニチイケアセンター高幡)が事例発表を行いました。加藤さんは「昨年の制度改正は利用者や家族に理解されにくく、軽度者が切り捨てられているように見受けられるケースもある。在宅重視と言いながら家族へのサポートは後回しで、“社会全体で支える制度”には程遠い」と、厳しい現状を報告するとともに、制度の問題点を訴えました。
 なお、この分科会ではNCCU河原会長が座長を務めた他、村上政策副部長が書記を担当しました。
連合は今回の討議内容をもとに、厚生労働省へ要請を行うこととしています。

イメージ

基調講演の鎌田講師

イメージ

左・「社会全体で支える制度のはずではなかったのか」と訴える加藤美和子さん、右・分科会のスムーズな進行をした河原会長

ライフ&
レジャー
ガイド
TOP
に戻る