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NCCU政策コラム Political policy

【政策コラム】ケアちゃん講座電子版 第4回 『介護職員等処遇改善加算』

2026年2月1日掲載

2024年6月1日から始まった介護職員等処遇改善加算って、知ってる?

※この記事は、2024年6月10日発行の機関誌『NCCU NEWS152号』を再構成したものです。

前回のケアちゃん講座(第3回)で、2024年2月から5月の賃上げに充てられる『介護職員処遇改善支援補助金』については説明したよね。この補助金も含め、これまでの各種処遇改善加算が一本化されて「新しい処遇改善加算」として2024年6月からスタートしたよ。
ただ、「そもそも処遇改善加算ってなに?」って人もいるかもしれないから、この機会にあらためて整理してみよう!

新しい名称は『介護職員等処遇改善加算』

国による介護職員の処遇改善策としては、2012年に「介護職員処遇改善加算」が創設され、2019年に「介護職員等特定処遇改善加算」、2023年に「介護職員等ベースアップ等支援加算」が加わり、それぞれ対象者や算定要件などを変えて増えてきたんだ。
これらの加算を取得した介護事業者には介護報酬が支払われ(第2回ケアちゃん講座参照)、それぞれの事業者は、その年の「処遇改善計画書」で決めた対象者に、決めた配分方法(基本給や介護処遇改善手当など)で、賃金として支払っていたんだ。これらの加算が2024年6月から「介護職員等処遇改善加算」として一本化されたよ。
背景には、事業者の事務負担を軽くしたり、柔軟な事業運営を可能にしたり、利用者にも理解を得やすくしようという目的があるんだ。ここまでの流れを図にしてみると、こんな感じ。

新しい「介護職員等処遇改善加算」にはⅠからⅣの4段階があるよ。基本は介護職員等の待遇改善・ベースアップで、さらに昇給の仕組みの整備や、経験・技能のある職員の充実度に応じて加算率に差があるんだ。図にしてみると、こんな感じ。

NCCUの政策実現活動が実った!

ところで、これらの処遇改善加算の誕生に、NCCUがものすご~く深く関わってきたのは知ってるかな?
実は2008年、UAゼンセン組織内議員、NCCU政治顧問の国会議員が、NCCUの調査結果や政策提言を反映させた議員立法『介護労働者の人材確保に関する特別措置法案』を提出したんだ。それにより翌2009年、賃金改善に直接結びつく制度として「介護職員処遇改善交付金」の支給につながり、その後の介護職員処遇改善加算、介護職員等特定処遇改善加算、介護職員等ベースアップ等支援加算、そして2024年6月からの介護職員等処遇改善加算に繋がったんだ。だからこの制度は、NCCU組合員がさらなる処遇改善を望む声をあげてきた成果の一つというわけ。
賃金が他の産業に追いつくように!そして人手不足が解消されるように!時間がかかるかもしれないけど、組合員の声が制度を変える力になるのは事実だから、これからもどんどん声をあげていこー!

 

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