減らない借金
組合員が、消費者金融数社から借金をし、毎月6・7万円の返済をしています。4~5年は返済をしているのに、一向に借用残高が減らないのはどうしてですか。
グレーゾーン過払いの精算を
それぞれの借入金利がどうなっているかを調、利息分しか払っていなければ、借入残高は減りません。多くの消費者金融は、金利28%前後で貸し付けをしています。利息制限法の金利は15~20%ですが、出資法の上限金利は29.2%です。両者の金利差は「グレーゾーン」と云われています。 グレーゾーンの金利適用は、一定の要件を満たしていないと違法です。長年返済を続けている場合には、過払いになっている可能性はあり、過払い分は返還請求ができます。早急に専門家との相談を勧めます。
労働時間
会社の就業規則では、労働時間は9時から18時(休憩60分)となっていますが、開店30分前(8時30分)には出勤し、掃除や仕事の打合せをしています。この時間は労働時間(早出残業)ではないでしょうか。
指揮命令下での労務提供は労働時間
労働時間は、使用者の指揮命令下で労務を提供している時間を云います。掃除や仕事の打合せが業務命令として行われていれば、当然、その時間は労働時間です。1日の法定労働時間を超えていますから、時間外労働として割増賃金が支払われなければなりません。問題は、使用者の「指揮命令下にあるのか否か」です。掃除や仕事の打合せが、全くの自由意思による任意の行為である場合は、労働時間となりません。しかし、慣習での強制や黙示の指示がある場合は、労働時間となります。サービス残業の撲滅のためにも、このような場合は、きちんと時間外手当の請求をすべきです。
パートの103万円
1日6時間のパートで働いています。103万円とか130万円のことはよく聞きますが、どんな意味があるのでしょうか。
103万円とは、所得税の課税最低収入のこと
所得税は収入から所得控除額を差し引いた額(課税所得)に対して税金が課せられます。全ての者の所得控除は、基礎控除38万円+給与所得控除最低額65万円で、合計が103万円となります。収入103万円から所得控除額103万円を引くと、課税所得は0(ゼロ)、つまり103万円は課税されない収入の上限です。 年間賃金が130万円未満の者で、配偶者が健康・厚生年金の被保険者である場合は、健康保険では配偶者の被扶養家族になり、厚生年金は第3号被保険者になれるのです。つまり年間賃金が130万円未満であれば、健康・厚生年金の保険料の納付が不要となる基準です。

一人でも多くの組合員に「なんでも相談」を知っていただき、悩みを相談できる方法をお知らせしたいと思っています。
あなたの周りに困っている方がいたら、教えてあげて下さい。